八坂大神 〜扇ヶ谷の鎮守

 

相馬天王と称された扇ヶ谷の鎮守、八坂大神(やさかおおがみ)です。

1192年(建久三年)に源頼朝の家臣・相馬次郎師常が自邸(巽神社付近)の守り神として勧請したことによります。

浄光明寺の裏山(網引地蔵の西)に遷され、壽福寺の本堂脇を経て現在の地に遷されたそうで、明治の神仏分離により八坂大神と改められました。銭洗弁財天宇賀福神社は、昭和45年(1970年)まで末社だったそうです。