寿福寺 〜鎌倉五山第三位〜
鎌倉十三佛霊場 第四番札所 五・七日忌・五官王
鎌倉五山 第三位
鎌倉三十三観音霊場 第二十四番札所 十一面観世音
鎌倉二十四地蔵尊 第十八番札所 木造地蔵菩薩
ご詠歌 きよみづを てつ井にうつす 観世音 すゑの世までも ひかりかがやく
日本に初めて臨済禅を、そして茶を伝えたことで知られる栄西が鎌倉に下って幕府の帰依を受けた翌年(1200年(正治二年))に、北条政子を開基に開山した寿福寺です。
この地一体は、源頼朝の父・源義朝の屋敷跡とされています。裏手の源氏山麓やぐらには北条政子、源実朝、高浜虚子、陸奥宗光、大佛次郎の墓があります。
栄西は茶の効用を記し、三代将軍源実朝に「喫茶養生記」(国重要文化財)を献上しています。
本尊は宝冠釈迦如来像(未公開)、寺宝の「喫茶養生記」「木造地蔵菩薩立像」(国重要文化財)は鎌倉国宝館に寄託されています。
境内は国指定史跡。
ここの参道は、鎌倉で一番美しいのではないでしょうか。
総門前にある、故平山郁夫による源実朝をしのぶ碑です。
総門脇に、ここが鎌倉五山であることを示す石段が建っています。
山門手前にある庚申塔です。
惣門です。参道の美しさがこれだけでも分かります。
参道です。美しい。
参道突き当たり、いつも門は閉ざされているけど、仏殿です。