教恩寺 〜十六羅漢の彫刻〜
鎌倉三十三観音霊場 第十二番札所 聖観世音
ご詠歌 うえもなき ほとけののりに あう身こそ 世々にたうとき めぐみなりけり
感性な住宅街奥にひっそりと立つ教恩寺です。
山門の十六羅漢の彫刻が有名です。
光明寺の末寺善昌寺が廃寺となり、1678年(延宝六年)に光明寺境内にあった教恩寺を移籍したものだそうです。
元々の教恩寺は後北条氏の三代北条氏康が建立したとされます。
一ノ谷の合戦で敗れ、捕らえられた平清盛の子で重衡に縁のある寺で、捕らえられて鎌倉に来た際に、源頼朝より一族の冥福を祈るように阿弥陀如来像を与えられたといわれます。 その像が教恩寺の本尊、運慶作(近年の研究では快慶風と言われる)と伝えられています。
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