半僧坊 〜建長寺の鎮守

 

建長寺裏山の中腹にある建長寺の鎮守、半僧坊大権現です。

かなり急な階段を、かなりの段数登るので、激しく疲れますが行く価値ありです。

 

後醍醐天皇の皇子である無文元選禅師(むもんげんせんぜんじ)が開いた、静岡県浜松市にある方広寺が半僧坊の本元だそうです。

半僧坊の間の由来は、無文禅師につき従っていた男が、禅師の食事の仕度などをしていたので、「飯僧」と呼ばれており、後に「半僧坊」と呼ばれるようになったと言われています。

 

半僧坊大権現は天狗の姿をしており、参道石段には大小12体の鉄製の天狗像が置かれています、って数えたことないけど。

半僧坊正面の見晴台からは、相模湾まで見渡すことができ、富士見台からは富士山を臨むことができます、条件が良ければ。


さて、ここから急な石段を何段も何段も登ります。途中途中で狛犬たちが迎えてくれます。

 

ようやく天狗の像のところに来ました。最後にもう一つ、超急な石段が待っています。

 

天狗の像は、春だと緑が鮮やかです。

 

階段を上り切ったところにある建物で御朱印やお土産を買うことができます。

ちなみに、鎌倉二十四地蔵尊の第十一番札所の御朱印はここまで登らないと入手できません。

 

奥には勝上地蔵尊が祀られています。