長壽寺 〜鎌倉一美しいお寺

 

北鎌倉山ノ内、浄智寺から鎌倉方向に少し歩いたところにある長寿寺です。山門までやや急な石段があります。

   

足利尊氏の屋敷跡に、古先印元禅師(こせんいんげんぜんじ)を開山として、元亮三年(1323年)から建武三年(1336年)に建てられたと言われています。その後、鎌倉公方足利利基氏が父である足利尊氏の菩提を弔うために七堂伽藍を建立したそうです。

 

季節限定(春と秋)、週末限定(金土日)、晴れの日限定で境内が公開されます。

おそらく鎌倉で一番美しいお寺だと思います。

 

拝観できる時期に、300円の拝観料を払って、中に足を踏み入れます。

入り口のところに、「写真撮影目的の参拝はご遠慮ください」とありますが、ビビらなくて大丈夫です。

美しい庭園が広がります。正面が本堂で、玄関から入ります。

 

玄関で靴を脱いで入ります。正面で僧侶の方が御朱印を書かれていました。

僕が行った時は、もう一人の僧侶の方が、「どうぞ写真をお撮りくださいね」と言ってくださいました。

 

左手廊下を少し歩くと、本尊である釈迦如来像があります。

 

本堂からの庭園です。 

 

順路に沿って歩いていきます。観音堂が見えてきます。

 

観音堂です。なんとも心落ち着きます。 

 

やぐらに足利尊氏の墓があります。

これは、足利基氏が父である尊氏の遺髪を埋めたと伝えられる変形の五輪塔になっています。