長壽寺 〜鎌倉一美しいお寺〜
宗派 | 臨済宗建長寺派 |
山号・寺号 | 宝亀山長壽寺 |
創建 |
元亨三年(1323年)〜建武三年(1336年) |
開山(寺院を開創した僧侶) |
古先印元禅師 |
開基(寺院を創立すること、それをした僧) | 足利尊氏 |
本尊(本堂に安置され最も尊重されている仏像) | 釈迦如来 |
住所 | 鎌倉市山ノ内1503 |
アクセス | 北鎌倉駅より徒歩10分 |
拝観時間 | 雨天以外の金土日の10時から15時 |
拝観料 | 300円 |
北鎌倉山ノ内、浄智寺から鎌倉方向に少し歩いたところにある長寿寺です。山門までやや急な石段があります。
足利尊氏の屋敷跡に、古先印元禅師(こせんいんげんぜんじ)を開山として、元亮三年(1323年)から建武三年(1336年)に建てられたと言われています。その後、鎌倉公方足利利基氏が父である足利尊氏の菩提を弔うために七堂伽藍を建立したそうです。
季節限定(春と秋)、週末限定(金土日)、晴れの日限定で境内が公開されます。
おそらく鎌倉で一番美しいお寺だと思います。

山門左の、蓮の上に乗った地蔵様の像、目がつり上がってユーモアも感じます。

山門右の、石塔を背負った亀趺(きふ)です。




亀ヶ谷坂切通側から見た長寿寺です。



拝観できる時期に、300円の拝観料を払って、中に足を踏み入れます。
入り口のところに、「写真撮影目的の参拝はご遠慮ください」とありますが、ビビらなくて大丈夫です。
美しい庭園が広がります。正面が本堂で、玄関から入ります。
玄関で靴を脱いで入ります。正面で僧侶の方が御朱印を書かれていました。
僕が行った時は、もう一人の僧侶の方が、「どうぞ写真をお撮りくださいね」と言ってくださいました。
左手廊下を少し歩くと、本尊である釈迦如来像があります。



本堂からの庭園です。


これは本堂の渡り廊下から見た観音堂です。後で、外を歩く時にすぐ傍で見ることができます。


本堂から廊下伝いに書院・奥の小方丈まで歩きます。裏手にも見事な庭園が広がります。
ちなみにこちらも後で外から見ることができます。また、書院の中の見事な書や絵を見ることができます。


当然ですね。

























御朱印帳を受け取り、玄関から外に出ます。


順路に沿って歩いていきます。観音堂が見えてきます。

観音堂までの脇の景色です。



観音堂です。なんとも心落ち着きます。





観音堂脇からさらに奥に進みます。竹林が広がります。






やぐらに足利尊氏の墓があります。
これは、足利基氏が父である尊氏の遺髪を埋めたと伝えられる変形の五輪塔になっています。

さらに奥に進んでいくと、書院、そして本堂に出ます。ゆっくり歩きたいですね。



最後に本堂横に出て、入り口の山門ではなく、横にある出口から出ます。


お正月の山門です。

長寿寺の御朱印です。
