光触寺 〜塩嘗地蔵と一遍上人像〜
鎌倉三十三観音霊場 第七番札所 聖観世音
鎌倉二十四地蔵尊 第五番札所 塩嘗地蔵尊
ご詠歌 やみの世を てらすほとけの みひかりに ふるる人こそ 実にぞうれしき
滑川上流の十二所の奥にある、塩嘗地蔵と一遍上人の像で有名な光触寺です。
寺宝には、平安中期の仏師定朝作と伝わる木造聖観音菩薩立像、頬焼阿弥陀如来像、絵巻物「頬焼阿弥陀縁起(国重要文化財)」などがあります。頬焼阿弥陀縁起は鎌倉国宝館で見ることができます。
こちらでは御朱印をいただく際、住職が鐘をつき、短くお経を唱えてくださいます。感動しますね。
境内で最も目立つ時宗の開祖・一遍上人の銅像です。近くで見ると、ど迫力です。
塩嘗地蔵です。
昔、鎌倉に来た塩売りが、商いの初穂として塩を備えたところ、帰りには塩がなくなっていたことから、お地蔵さまが嘗めたという言い伝えからこの名がついたそうです。