今泉寺・白山神社 〜今泉の鎮守〜
元は今泉の鎮守、昆沙門堂の別棟寺だったお寺です。
同じ場所に白山神社があります。それはそれは小さなお寺、というか、白山神社の下にあるのですが、草ぼうぼうの短い小道の奥に本堂らしきものがほつんとあるだけです。参拝するのもはばかられるほどです。
ということで、メインの写真は白山神社。
白山神社の祭神は菊理姫之命(くくりひめのみこと)。
白山神社は、源頼朝が鞍馬寺訪問時に賜った行基作と言われる毘沙門天像の安置のために建立された毘沙門堂が始まりの神社です。
一月の大注連祭(おおしめまつり)は神社の守護虫とされる大百足を模した約7メートルの注連縄が奉納され、その年の豊作と日々の安寧が祈願されます。
で、こちらは、参道入口にある江戸時代の狂歌師・酔亀亭天広丸の歌碑だそうです。
白山神社から今泉寺を見下ろすことができます。