鎌倉宮 〜護良親王を祀る神社〜
明治二年に明治天皇の勅命により創建された、鎌倉幕府を倒した側の神社、鎌倉宮です。
祭神は大塔宮(おおとうのみや)護良(もりよし、あるいは、もりなが)親王。
護良親王は後醍醐天皇の皇子、二十歳で天台座主になり、後醍醐天皇の鎌倉幕府倒幕の挙兵に応じ還俗して護良と名乗りました。
元弘の変で後醍醐天皇は隠岐に流されましたが、足利尊氏や新田義貞らによって鎌倉幕府は倒されました。
後醍醐天皇は一旦京に戻って天皇親政を復活、護良親王は征夷大将軍となりましたが、その後、足利尊氏と対立し捕らえられて鎌倉で討たれました。
本殿裏に、親王が幽閉されていたといわれる土牢があります。
1959年(昭和34年)から始まった、毎秋恒例の「鎌倉薪能」は鎌倉を代表する催しです、見たことないけど。












護良親王が幽閉されていた土牢です。こちらを見るには、参拝料が必要です。
中を見ることができるのですが、案外な広さ(畳3畳くらい?)ですが、こんな所に何ヶ月も閉じ込められていたら、そりゃ足腰も弱って、襲われたら逃げられないよなって思います。











護良親王の木造です。


護良親王幽閉の図です。




この地図は、鎌倉 神社をマークしています。
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