本覚寺 〜小町の日蓮宗のお寺〜
宗派 | 日蓮宗 |
山号・寺号 | 妙巌山(みょうごんざん)本覚寺 |
創建 |
永享(えいきょう)8年(1436年) |
開山(寺院を開創した僧侶) |
日出(にっしゅつ) |
開基(寺院を創立すること、それをした僧) | 足利持氏 |
本尊(本堂に安置され最も尊重されている仏像) | 釈迦三尊 |
住所 | 鎌倉市小町1-12-12 |
アクセス | 鎌倉駅東口より徒歩10分 |
拝観時間 | 特になし |
拝観料 | 無料 |
鎌倉十三佛霊場 第三番札所 三・七日忌・宋帝王
鎌倉・江ノ島七福神 夷尊神
鎌倉・江ノ島七福神の一つ、縁結びや商売繁盛の神・恵比寿神を祀る本覚寺です。
本覚寺のこの場所は、幕府の裏鬼門にあたり、源頼朝が鎮守として夷堂(えびすどう)を建てた所と言われています。
元々夷堂は天台宗系でしたが、開山の日出が日蓮宗に改め本覚寺としたのだそうです。
この夷堂を、日蓮が佐渡配流を許されて鎌倉に戻り、布教を再開した際に住まいにしたと伝えられています。
二代目住持日朝は、後に身延山久遠寺の住持になった際、本山に参拝できない人々のために日蓮の遺骨を本覚寺に分骨したことが、本覚寺が「東身延」と呼ばれる所以です。
目の病気を直してくれる「日朝さま」の愛称で親しまれているそうです。
徳川吉宗の孫で寛政の改革をおこなった松平定信の「東身延」の額が伝わっています。
十月は「人形供養」、正月は福娘がお神酒を振舞う「初えびす」で賑わうそうです。
楼門作りの仁王門です。



夷堂です。年末だとこんな感じ。



夷堂内部です。

本堂です。


鐘楼です。




日蓮聖人の分骨堂です。

分骨堂手前には、しあわせ地蔵があります。





裏門から入ります。

祖師分骨堂を右手に、鐘楼を左手に真っ直ぐ、本堂と寺務所の間、左手に「相州伝」を完成させた鍛冶職人で名刀正宗で知られる五郎入道正宗の碑があります。

そのまま、墓地に入ると右手に五郎入道正宗の墓(宝筐印塔)があります。



(静かに)さらに墓地を右手に進むと、正宗(親子と言われているそうです)お墓があります。

さらに奥、本堂の真裏に当たる場所に、(多分)供養塔があります。
燈籠の後ろの墓碑に、南妙法蓮華経の梵字があり、その下、右に開山 日出上人、左に二祖 日朝上人とあります。

中央に日蓮大菩薩、左に日出大上人、右に日朝大上人の宝篋印塔があります。

鎌倉十三佛、鎌倉江ノ島七福神の御朱印です。


この地図は、鎌倉十三仏のお寺をマークしています。
本覚寺は鎌倉駅から徒歩で10分位ですね。
この地図は、鎌倉・江ノ島七福神の寺社をマークしています。