長谷寺 〜長谷観音・紫陽花のお寺〜
宗派 | 浄土宗(単立) |
山号・寺号 | 海光山慈照院長谷寺 |
創建 |
天平八年(736年) |
開山(寺院を開創した僧侶) |
徳道上人 |
開基(寺院を創立すること、それをした僧) | 藤原房前(ふささき) |
本尊(本堂に安置され最も尊重されている仏像) | 十一面観世音菩薩 |
住所 | 鎌倉市長谷3-11-2 |
アクセス | 長谷駅より徒歩5分 |
拝観時間 | 8時〜17時半(3-9月)、16時半(10−2月) |
拝観料 | 300円(小学生100円) |
鎌倉三十三観音霊場 第四番札所 十一面観世音
鎌倉・江ノ島七福神 大黒天
鎌倉六阿弥陀 第四番 厄除阿弥陀
ご詠歌 はせでらへ 詣りて沖を 眺むれば 由比のみきはに 立つは白浪
長谷観音の名で親しまれている、浄土宗系単立寺院、紫陽花のお寺としても有名です。
山門前の椨(たぶのき)です。

山門です。



入ってすぐ左手にある妙香池です。

妙香池の左にある観音様です。結構新しいと思います。


久米正雄の胸像、三回忌に鎌倉ペンクラブが建立したそうです。
久米正雄は、1934年(昭和9年)から始まった鎌倉カーニバルの開催に尽力、1936年(昭和11年)に「鎌倉ペンクラブ」を結成して初代会長を務めました。 関東大震災発生の時、長谷にいて長谷寺に避難し、大震災のことを「鎌倉震災記」に記したのだそうです。
だからここに胸像があるのですね。
1945年(昭和20年)には、貸本屋の「鎌倉文庫」を創設し、その後出版社として東京に進出して、初代社長になったそうです。

朱印所のまえにある髙山樗牛の住居跡碑です。
髙山樗牛は、明治時代の評論家・思想家で、晩年を長谷寺境内で過ごし、葬儀も長谷寺で行われたそうです。この住居跡碑は、大佛次郎らによって建立されたものだそうですよ。

良縁地蔵です。境内には三体連なるお地蔵様が三箇所にあるそうですよ。

地蔵堂前の卍池とその周りに置かれた多数のお地蔵様です。





卍池の前にある地蔵堂です。


布袋様もいます。

稲荷社、かきがら稲荷です。



鐘楼(梵鐘)です。稲荷社の前にあります。

阿弥陀堂です。阿弥陀像は鎌倉六阿弥陀の一つでもあります。

鎮座する阿弥陀様です。

本堂・観音堂です。
本尊の十一面観世音菩薩像に圧倒されます、が、撮影禁止です。
十一面観世音菩薩像は、奈良の長谷寺の尊像と同じ1本のクスノキの霊木から掘られたと言われていて、9.18mある像高は、木造では日本最大級のものだそうです。


高浜虚子の句碑です。




その横にこんなのも。

見晴台から見た風景、海がキラキラです。



眺望散策路です。紫陽花の時期でないとこんなに閑散としています。
紫陽花の時期は、この路が人で埋め尽くされるんですよね。

散策路途中にある観音様です。

良縁地蔵、二箇所目ですね。

散策路から見た経蔵(輪蔵)です。

経蔵(輪蔵)は、書架を一回転させることで、中に収められている一切経を全て読誦した功徳を得ることができるのだそうです。
回転させることができるのは、正月三が日など決まった日です。





戦後活躍した政治家である大野伴睦(俳号:万木)の句碑です。

海光庵です。

大黒堂です。

さわり大黒です。



弁天堂です。


この右奥が弁天窟です。弁財天と十六童子が刻出されています。



















鎌倉・江ノ島七福神の御朱印、鎌倉三十三観音の御朱印、鎌倉六阿弥陀の御朱印です。



この地図は、鎌倉三十三観音のお寺をマークしています。
この地図は、鎌倉 江ノ島七福神の寺社をマークしています。