青蓮寺 〜手広の真言宗のお寺〜
手広にある真言宗のお寺、青蓮寺です。
開山である空海・弘法大師が青蓮寺裏山で護摩の秘宝の修行時、天女が力を貸してくれ、修行を終えた時、天女が一粒の仏舎利を弘法大師に託し姿を消し、その仏舎利を密教の法具に納め翌朝目覚めると、池に青色の蓮華の花が咲きそろっていたのだそうです、だから「青」「蓮」寺。
本尊である木造弘法大師坐像は、足の関節が鎖のような細工で自在に動かせることから「鎖大師」とも呼ばれるそうです。
本尊は鎌倉時代の作で、鎌倉に四体ある写実的裸形彫刻の一つで、国重要文化財です。
かなり広い境内で、見所も多いです。すぐそばに、熊野神社があります。
西鎌倉駅から歩いてもいいのですが、バスが結構な頻度で走っているので、利用されるのもいいですね。
山門です。
弘法大師の像です。妙にリアルです。
密教の根本仏であり、大日如来を表す五輪塔、そして鎌倉で初めて製作された、様々な運をもたらしてくれる五輪塔童子です。
優しく触れながら願い事をします。
聖徳太子の像です。
本堂です。
塔頭の寶積院薬王寺を再建しながら整備された、納骨堂です。