明王院 〜鎌倉五大堂

 

鎌倉十三佛霊場 第一番札所 不動明王・初七日・泰広王

鎌倉三十三観音霊場 第八番札所 十一面観世音

ご詠歌 ももあまり 八つとかぞふる わづらいを ひとたちにする ちえのいちはし

 

第3代執権北条泰時の時代、1235年(嘉禎元年)に五大堂明王院は開かれました。東隣にはかつて源実朝が建立した大慈寺があり、この一帯は大きな霊場だったそうです。最後の源氏将軍源実朝が暗殺された1219年(建保七年)以降空席だった将軍問題は、京都から下向した藤原頼経が1226年(嘉禄2年)第4代将軍となることによって解決しました。

吾妻鏡には藤原頼経による御堂建立の候補地選びに関する記述があり、これが後に五大堂明王院となります。1235年(嘉禎元年)、供養が行われ明王院が開かれました。

 

本堂には、創建当初の不動明王をはじめ五大明王(大威徳明王(だいいとくみょうおう)、軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)、降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう))が祀られているそうです、見たことないけど。

 

ここの十三佛霊場用の御朱印帳が素晴らしいです。 

境内は撮影禁止です。

境内の本堂横で、御朱印帳や御朱印、塗香(ずこう)や倶利伽羅守、腕輪守、不動明王お姿、念珠玉などを購入することができます。

境内の梅で漬けた梅干しもその季節には販売しており、美味しいですよ。