高徳院 〜阿弥陀如来〜
宗派 | 浄土宗 |
山号・寺号 | 大異山高徳院 |
創建 |
暦仁元年(1238年) |
開山(寺院を開創した僧侶) |
- |
開基(寺院を創立すること、それをした僧) | - |
本尊(本堂に安置され最も尊重されている仏像) | 阿弥陀如来 |
住所 | 鎌倉市長谷4-2-28 |
アクセス | 長谷駅より徒歩7分 |
拝観時間 | 4月〜9月(7時〜18時)、10月〜3月(7時〜17時半) |
拝観料 | 大人200円、子供150円 |
鎌倉三十三観音霊場 第二十三番札所 聖観世音
鎌倉六阿弥陀 第一番 阿弥陀如来
ご詠歌 かぎりなき いきとしいける ものをみな もらさでめぐむ 慈悲のちぶさに
露座の大仏、阿弥陀如来像で知られる高徳院です。
正式名称は、銅像阿弥陀如来坐像、国宝です。
奈良の大仏が勅命で作られたのに対し、鎌倉の大仏は民衆の浄財を集めて完成されたと言われています。
1238年(歴仁元年)に着工された元々の大仏は木造でした。1247年(宝治元年)に大風で倒壊、1252年(建長四年)に現在の青銅像が鋳造され大仏殿に安置されたそうです。
まずは入り口の仁王門です。



大仏様です。
総高約13メートル、総重量百二十二トン。
近年、発掘調査により、大仏殿の建物跡と鋳造過程を示す遺構が確認され、鎌倉大仏殿跡として国指定史跡となりました。



大仏様、後ろ。

大仏様の中は観覧できます、お一人10円。
大仏様、中。





大仏様の背後にある蓮弁です。全部で4枚。江戸中期に蓮台の製作を企図して鋳造され、当初全32枚の製作が予定されていた蓮弁のうち、完成したのが4枚、表面に寄進者の名前が刻まれています。


大仏像に向かって右手に藁草履がかけられています。
長さ1.8m、幅0.9m、重量45kg。
1951年、「大仏様に日本中を行脚し、万民を幸せにしていただきたい」と願う、茨城県久慈郡(現常陸太田市松栄町)の子供達によって始められ、その後も3年に一度巨大な藁草履の制作、寄進を続けているそうです。

礎石です。
創建当初に大仏像を収めていた堂宇は60基の礎石に支えられていたとのことです。
今も境内に遺る同礎石は56基だそうです。なんだか分からないで腰を下ろす方多し(笑)。

大仏様の右から奥に進むとある石塔の中に小さな小さなお坊様の像があります。
覗き込まないと分かりません。



大仏様の奥、観音堂手前にある、与謝野晶子の歌碑です。
かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は 美男におわす夏木立かな と歌われています。


観音堂です。



星野立子の句碑です。大佛の冬日は山に移りけり と刻まれています。



















鎌倉三十三観音の御朱印、六阿弥陀の御朱印です。


この地図は、鎌倉三十三観音のお寺をマークしています。