小動神社 〜腰越の鎮守〜
主祭神 建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
建御名方神(たけみなかたのかみ)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
腰越にある小動神社(こゆるぎじんじゃ)です。
小動の地名は、風もないのにゆれる美しい松「こゆるぎの松」がこの岬の頂にあったということに由来しているそうです。
頼朝の挙兵に加わった武将佐々木盛綱がその末に魅せられて近江国の八王子宮を勧請したのが始まりと言われています。
盛綱は、その松を「天女遊戯の霊木」と称賛したそうです。
1333年(元弘三年)、新田義貞は鎌倉攻めの際に戦勝祈願し、のち、社殿を再興しました。
7月第一日曜〜第二日曜に腰越町全体で執り行われる「天王祭」、江ノ島の八坂神社と小動神社とで同時開催されます。
小動神社の御神体・須佐之男命木像が津波で江の島に流され、八坂神社の祭神として祀られたという故事に基づき行われる行合祭のことで、地元では天王祭というそうです。