海蔵寺 〜扇ヶ谷の古刹〜
鎌倉十三佛霊場 第七番札所 太山王 七・七日忌
鎌倉三十三観音霊場 第二十六番札所 十一面観世音
鎌倉二十四地蔵尊 第十五番札所 岩舟地蔵尊
ご詠歌 ふだらくの ちかひもひろき うめがやつ いろかもおなし のりのすがたぞ
鎌倉公方足利氏満の名を受け、真言宗の寺の跡地に上杉氏定が再建した、扇ヶ谷にある緑豊かな古刹(こさつ=古い寺)の海蔵寺です。
海蔵寺入り口右手に、鎌倉十井の底脱の井(そこぬけのい)があります。
入り口、山門です。
山門をくぐって右手にある鐘楼です。
正面に本堂、開山の心昭空外坐像が安置されているそうです。
右手、江戸時代に建立された茅葺の庫裏です。
鎌倉の自委員を代表する庫裏建築だそうです。
左手、薬師堂です。
中央に薬師如来坐像(本尊)、その両脇に日光菩薩像と月光菩薩像、その脇には十二神将像が並んでいます。
正面真ん中の薬師如来像は坐像の胴体部分にもう一つの薬師の顔を納めた珍しい仏像で、啼薬師、児護薬師とも呼ばれています。
胴体部分の像を拝観できるのは、61年に一度だそうです。
海蔵寺山門左手奥に十六井戸があります。
観音菩薩像と弘法大師像が祀られています。